労働時間とは?
労働時間とは?
労働基準法でいう「労働時間」とは、使用者の作業上の指揮監督下にある時間をいいます。また、使用者の明示ないし黙示の指示によりその業務に従事する時間(実労働時間)と考えればよいと考えます。
したがって、昼休みの電話当番のような時間であっても、業務命令として当番を命じられておれば労働時間となります。また、従業員の外部研修の受講も、使用者の明示ないし黙示の指示があれば、労基法上の労働時間とされるので、これらを合計した実労働時間が8時間を超えた部分については、割増賃金を支払う必要があります。